認知症高齢者ひとり歩き模擬訓練開催される
6月23日(土) 春山地区における認知症高齢者ひとり歩き模擬訓練が、春山公民館および周辺市街地で行われました。この訓練は春山地区高齢者ひとり歩き模擬訓練実行委員会、市社協、市社会福祉協議会、市地域包括ケア推進課、ほやねっと中央北が主催し、春山地区の介護保険サービス事業者の協力を得て実施したものです。
当日は穏やかな天候に恵まれ、管内の住人、介護関係者など100名が参加して初めての訓練に熱心に取り組みました。
最初に簡単な講義がありました。
認知症の人への対応の心得 「3ない」・「7つのポイント」
3ない 1 驚かせない 2 急がせない 3 自尊心を傷つけない
7つのポイント 〇 まずは見守る 〇 余裕をもって対応する
〇 声をかけるときは一人で 〇後ろから声をかけない
〇 相手に目線を合わせてやさしい口調で
〇 おだやかに、はっきりした話し方で
〇 相手の言葉に耳を傾けてゆっくり対応する
実施訓練
講義の後、市街地に設定した6箇所のポイントを、6班に分かれて巡回しながら、それぞれのポイントで専門家のアドバイスを受けながらモデルをあいてに実地の訓練を行いました。
参加した人たちは、初めての訓練に最初は及び腰でしたが、大切な訓練にみんな真剣にとりくんでいました。そして、最後のアンケートには、この訓練の継続を望む意見が多く寄せられました。
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